ゼロイバ

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【真の“殺処分ゼロ”とは】

茨城県動物指導センターには、今も約170頭の成犬が収容されています。 
多くは人と触れ合わずに育った野犬で、暗く冷たい檻から一歩も出られず、2年以上そこで過ごす子もいます。
茨城県では2016年に「殺処分ゼロ」を目指す条例が施行され、2021年に行政上の殺処分ゼロは達成されました。 

しかし野犬の繁殖が止まらないまま“殺処分だけをゼロにした”結果、収容数は増え続け、 
2020年に約100頭だった犬たちは、2024年には200頭を超える異常事態となっています。
引き出しても引き出しても減らない現状を前に
――この状況を本当に変えるためには、センター収容の一番の大元となっている野犬の繁殖を根元からなくすしかない！根元を止めない限り終わらない！
という考えに至りました。

そこでゼロイバは2024年10月から、野犬の繁殖を防ぐ“蛇口を閉める活動”を本格的に開始しました。 
「20年後、茨城県の野犬をゼロにする。」 
その目標に向け、まずは野犬が特に多い小美玉市・茨城町から取り組みを進めています。
いつか、センターの収容がなくなり、 扉の向こうで待つ犬たちに“未来”を返せるように。 
それが、私たちゼロイバの願いであり、活動の原点です。

保護犬の譲渡基本条件

★実際の条件は、譲渡のケースにより異なる場合があります。詳細については、必ず団体にご確認ください。